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生昇会でのフライウェイレッスンの様子などを日々徒然にお知らせいたします。 クレイグ・ケイコ著「スーパーナチュラルの法則」販売中!


by seishoukai
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排泄から食を考える逆転の発想 vol 10

一昨年、宝酒造研究所で興味深い研究が発表されていたので、抜粋してみます。

≪シャーレ(培養実験用Ⅲ)上で活発に増殖している人前骨髄白血病細胞、人胃がん細胞、結腸癌細胞などに「U-フコダイン」を添加したところ、生存細胞数が減少し、ゼロ近くなることがわかりました。

さらにくわしく調べてみると、がん細胞のDNA分解酵素によって切断され、細胞死を引き起こしていることがわかりました。

つまり、細胞が自殺(アポトーシス)するという現象がみられたのです。

一方対照として、同時に培養していた正常細胞には「U-フコダイン」添加の影響は見られませんでした。つまり「U-フコダイン」はがん細胞だけを自殺させるわけです。

細胞が自殺するなどと聞くと、何か異常な現象の様な気がしますが、アポトーシスはDNAにあらかじめプログラムされた細胞死で、生命現象、維持に不可欠なものです。

たとえば人の指も、胎児のころはミットの様な塊で、特定の時期に決まった数だけ細胞が死ぬことで、御本指の形が浮彫のように形成されていきます。

またオタマジャクシがかえるになるときに、尻尾がなくなったり、芋虫が蝶に変身する時も、いらなくなった細胞が死んで除去されます。

 このアポトーシスを最新の研究により、がん細胞に積極的に誘導する方法が模索されるようになり、「U-フコダイン」が注目されているわけです。≫

(次に続く)          クレイグ・ケイコ
by seishoukai | 2011-06-19 16:32 | フライウェイ